>kansusoさん
コメントありがとうございます。
個人的な判断としては、今のところ、日本海産は問題ないと考えています(微量ですが、日本海の海藻や貝類から放射性物質が検出されていますが、3.11由来か核実験由来か明らかになっていません)。
太平洋と日本海のつながりを見る上で、まず、考えなくてはいけないのは津軽海峡です。ここでは海流は日本海側から太平洋側に流れていますので、汚染水が日本海側に広がる可能性は低いです。
参照:
[URL]
kansusoさんが、
[URL] で紹介している画像でも、汚染が津軽海峡に入り込んでいないどころか、避けるようになっているのが分かります。これは、津軽海峡を流れる東向きの海流のおかげです。
さらに北に行って、オホーツク海はどうかというと、参照図にある千島列島の南の方(北海道の近く)では、オホーツク海から太平洋への流れです。もっと北に行くと、太平洋からオホーツク海に入る流れがありますが、これは、北から来る親潮(千島海流)の一部なので、汚染されていません。衛星画像で、千島列島沿いとオホーツク海に汚染が広がっていないのは、こういったメカニズムによるものです。
[URL] が参考になるかと思います(後半にこの話が出てきます)。
今後、海洋汚染、海産物汚染で大きな問題となってくるのは、三陸沖はもとより、東京湾ではないかと考えています。東京湾では、主に雨と共に大地に降った放射性物質が川に流れ込み、それが湾内に蓄積しはじめています。その蓄積のピークは2年後と計算されています。「江戸前」が放射能に潰されてしまうということです。