コメント(全4件)
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ksirouto ― 2011-10-17 05:00
おはようございます。いつも勉強させて頂いております。ありがとうございます。
さて、2点、お伺いしたいと思います。
1点目:
ここに表示されています計算モデルの下部に、留意点が書かれていますが、その中で
「従って、勘案も算入も不要とあります」
が具体的にはどういう意味合いでしょうか?
2点目:
●改定点の3項目で
計算し直し、307μSv/yとしました
とあります。この307の計算の根拠をご教示頂けると助かります。
以上、よろしくお願いいたします。
私設原子力情報室 ― 2011-10-17 09:40
>ksiroutoさん
コメントありがとうございます。
さっそくですが…
@ 一般の放射線計測器で計れるのは、ガンマ線だけです。ミューオン(ミュー粒子)がほとんである二次宇宙線は検出されません。従って、実測値から実効線量を計算するに当たって、宇宙線からの被ばく量を引き算する必要はないという意味です。
A 「大地と建物からの自然放射線量」を屋内・屋外とも0.05μSv/h、実効線量換算係数=0.7、屋外活動時間=8時間とすると、年間の「大地と建物からの自然放射線量」は、307μSv/yになります。
しかし、考えてみたら、実効線量換算係数=1.0の方が、実測値との整合が取れるかも知れません。そうすると、年間で438μSv/yになりますね。
直します。ご指摘ありがとうございます。
私設原子力情報室 ― 2011-10-17 10:18
>ksiroutoさん
「大地と建物からの自然放射線量」ですが、研究者・研究機関によってバラツキがあります。日本では概ね、300μSv/y〜480μSv/yです。それぞれの細かい計算根拠は不明です。
当サイトは、今広く採用されている、0.05μ/yを基本に、屋外活動8時間で計算した438μSv/yを、当面は採用します。
ksirouto ― 2011-10-17 17:18
いつも早いご回答を頂き恐縮です! 放射能は奥が深くて難しいです! これからも宜しくお願い致します>
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