尿検査とホールボディカウンター

コメント(全15件)
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yamaoya ― 2011-11-24 18:44
大変分かりやすい解説、ありがとうございます。
ストロンチウムに対する見方も、良く分かりました。
セシウムの何倍も厄介ですね。(炉の中に同量あると言われているのに、放出量がセシウムに比べて、これだけ少なかったのは、沸点や揮発性の差なのでしょうか。)できれば、ストロンチウムの尿検査をしてもらいたいですね。

それでも、実際地域で、尿検査結果を集約してみると、
いくつか見えてくるものがあります。

私達は、わずか18人のデータですが、
この中でも、「給食摂取者が非給食摂取者の3倍」
とか、「居住地の空間線量と尿検査結果に有意な相関はない」とか、今後の対策に関するヒントがあるように感じています。

検査費用が高いため、継続にも限界がありますが、
せめて、もう一度は検査しようと思っています。
私設原子力情報室 ― 2011-11-24 21:21
>yamaoyaさん
「給食摂取者が非給食摂取者の3倍」とか「居住地の空間線量と尿検査結果に有意な相関はない」というデータは、どこかで公開されていますか?大変に重要なデータだと思います。

ストロンチウムに関しては、炉心溶融時の温度の関係で、チェルノブイリほど拡散してないと言われていますが、本当かどうかは分かりません。なにしろ、まともに調べていませんから。
大山こういち ― 2011-11-25 02:22
ご無沙汰しております。
いつも日本一わかりやすい解説有難うございます。

 さて 何とも不思議なことを文科省が言ってます。
所長さんもあきれてました。

 どうお感じになりますか?
よろしければご意見をお聞かせください。 
________TBSニュースより_____
横浜市のマンションの屋上から放射性ストロンチウムが検出された問題で、文部科学省が詳しく分析した結果、「福島第一原発の事故とは関連がない」と結論づけました。

 この問題は、市民グループの依頼による民間の検査機関の調査で、横浜市・港北区のマンションの屋上から、1キロあたり195ベクレルのストロンチウムが検出されていたものです。

 文科省がより詳しく分析したところ、ストロンチウムの値は原発事故が起こる前に観測された値の範囲内で、民間検査機関の分析は、ストロンチウム以外のベータ線を出す天然核種をあわせて測定している可能性が高いことがわかりました。

 文科省は、「今回検出したストロンチウムは原発由来のものではない」と結論付けました。

 一方、同じ市民グループの調査で、東京・霞が関の経産省前など都内3か所から微量の放射性ストロンチウムが検出されました。

 文科省では、「横浜市の時と同様に、ストロンチウム以外の核種に反応している可能性がある」としています。(24日18:01)
yamaoya ― 2011-11-25 07:25
生データに関しては、報告会・学習会等を開いて
公表して来ました。
分析結果については、来月以降の報告会・学習会で公表予定です。
ちなみに、18人のサンプルで

@平均1.38
A空間線量0.1μsv以上の地区平均1.28

B給食摂取者平均1・65
C非給食摂取者平均0.55

(単位は尿1リットル当たりのベクレル数)

@Aに大きな差はない。
BCに3倍の差がある。

というのが私達の分析です。

そして、もし給食が原因だと仮定した場合、
事故から検査までの約200日間で、およそ600食
のうちにこの地域の給食は、81から94食しか出てないので、給食の割合は、わずか13から15%くらいです。
家庭食よりかなり汚染度が高いものが出ていた可能性があります。
私設原子力情報室 ― 2011-11-25 09:50
>大山こういちさん
「日本一わかりやすい解説」とは、身に余るお褒めを頂き恐縮です!
横浜のストロンチウム90の件は、私も読んで???でした。あまりにずさんな見解なので、細かい反論まで頭が回らないほどでした。
しかし、看過してはいけませんよね。ちょっと考えてみます。
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